輸入車がほしい人のなかには、カスタムを見据えている人もいるでしょう。あらかじめ各輸入メーカーの特徴を把握しながら、自身が希望するカスタムを叶えられる車を見極めましょう。
本記事ではカスタムした姿がかっこいい輸入車メーカーを4つ挙げました。これを読めば輸入車メーカーをカスタマイズするヒントが学べるでしょう。
ポルシェ
ポルシェは親しみやすいデザインとハイクオリティな車が多く、カスタムを施しやすいメーカーといえるでしょう。ポルシェの特徴やカスタムのポイントを解説します。
ポルシェの特徴
ポルシェは1931年のドイツでの創設以来、レースや新車市場で数々の功績を残すスポーツカーメーカーです。特に911は1963年の発売以来、半世紀以上にわたりフラッグシップモデルとして活躍しています。
力強い加速感とコントロールのしやすさが魅力的で、総合的なバランスに優れています。新車・中古車どちらの市場でも需要が高く、カーマニアが憧れるメーカーのひとつでしょう。
カスタムのポイント
ポルシェには「スポーツクロノパッケージ」という加速性能などに優れた技術があるので、元々の性能を引き出すことを意識したカスタマイズが大切です。エアロパーツやリップなど、走行性能やハイスピード時の安定感などを伸ばす部品を与えてみましょう。
スポーツカーメーカーなので、内装をレーシーに飾ることもおすすめです。アルカンターラ製のような滑りにくいステアリングにも要注目といえます。座り心地をアップするため、見栄えも優れたレザーシートなどもあるとよいでしょう。
ランボルギーニ
ランボルギーニはスポーツカーのなかでも車高が低い種類を数多く輩出するなど、独自路線で人気を集めています。ここでは魅力やおすすめのカスタム方法を紹介します。
ランボルギーニの特徴
ランボルギーニは1963年に自動車メーカーとしてスタートを切りました。元々はトラクターを作っていましたが、70年代にミウラがヒットしてからは、カウンタック、ディアブロ、アヴェンタドールなど車高の低い大排気量スポーツカーの代名詞となっています。
排気量の大きなエンジンを使っているので、直線でのスピード感が魅力です。車高の低さにこだわるなど走りに特化したデザインも魅力的で、サーキットでも見栄えがよい車がそろっています。
カスタムのポイント
ランボルギーニから走りやすさを引き出すためには、エアロパーツやスポイラーリップを与えてみましょう。大排気量が織りなすスピードをコントロールしやすくするため、エアロで空気抵抗を減らし高速走行時の安定感を与えることがおすすめです。
特異なデザインをいつまでも美しく守りたい人のために、フルプロテクションフィルム加工などもおすすめします。走行中に石などの異物が当たってもボディを傷から守れて、修理費などの心配を減らせるためです。
BMW
BMWは本国ドイツだけでなく日本、アメリカなど世界中で人気を築いています。上品なデザインとスポーツカー顔負けの走行性能を両立した車が多いことが特徴です。その詳細をカスタムのポイントと合わせて解説します。
BMWの特徴
BMWは1916年創業という歴史的な自動車メーカーです。スポーツカーだけでなくコンパクトカーやセダン、SUVなど幅広いラインナップですが、どれもが上品な見た目でハイパフォーマンスといえます。
ラインナップの多くが、フロントエンジン・リアドライブを意味する「FR」タイプなので、前後重量配分が均等で走りを楽しみやすいことも特徴です。
カスタムのポイント
BMWの車はラインナップが幅広いので、ユーザーの目的に応じてカスタムパーツの選び方も変わります。おしゃれさや実用性に注目するなら内装を仕立ててみましょう。ステアリングやシートを心地よい素材に変えてみる、インパネを好みのデザインに交換するなどの方法が当てはまります。
走りにこだわるならスポーツ志向のカスタマイズがおすすめです。マフラーを交換して迫力をアップする、エアロパーツを与えてスポーティに仕上げるなどの方法を考えましょう。車高調で車の高さを下げることで、よりレーシーな見た目になるだけでなく、コーナリングなどの性能がアップします。
フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンはドイツの自動車メーカーで、アウディやランボルギーニなどを傘下に入れるなど一大勢力を築いています。ここではメーカーとしての特徴やカスタムのポイントを紹介します。
フォルクスワーゲンの特徴
フォルクスワーゲンは1937年創設の自動車メーカーです。BMWやポルシェなどの高級志向とは違い、大衆的でコントロールしやすい車を多く生産しています。デザインに愛嬌を感じられる車が多いことも特徴です。
小型車に強く、特に「ビートル」シリーズは80年にわたり新車市場で活躍を続けたフォルクスワーゲンを象徴するモデルです。ほかにも「ゴルフ」「ポロ」なども息の長い活躍で有名です。
カスタムのポイント
フォルクスワーゲンの車は、ビートルシリーズのような小型で街乗り志向が多くなっています。そのためエアロパーツなどで飾るよりもインテリアなどをおしゃれに仕立てる方がまとまるといえるでしょう。
インパネやシート、フロアマットなどを派手な糸で飾ってみれば、ドライブが楽しくなるでしょう。キャラクターのステッカーをボディなどに貼ることでも、かわいらしさを引き出せます。
まとめ
輸入車は国産車とは違ったかっこよさやパフォーマンスが特徴です。各メーカーや車種の個性を引き出すため、走行性能やおしゃれ感などの目的を明確にしながらパーツを選んでいきましょう。迷ったときはカスタムパーツに詳しい人や該当サービスを扱う店員などへの相談がおすすめです。
大阪府羽曳野市の「GARAGE ILL」では、輸入車を中心にカスタムやワンオフ製作を手がけています。20年間さまざまなカスタマイズで、多くのお客様の満足をいただいた経験がございます。輸入車カスタムのことなら「GARAGE ILL」までご相談ください。
