コラム世界で一つだけの車に出来る！自動車のカスタムとは？

自動車には非常に多くの種類がありますが、その中でも人気の車種があるため、街中で同じ車を何台も見かけることがあります。車に愛着を持っている方であれば、他の人とかぶっていないオリジナル感を演出したいと思うこともあるのではないでしょうか？そんな方におすすめとなるのが『カスタム』です。今回は自動車のカスタムについてご紹介いたします。

車のカスタムとは

車のカスタムというのは、改造することを指しています。内装と外装どちらもカスタムの対象となり、その目的としては見た目あるいは性能面を向上させるためとなります。メーカーが販売している自動車は純正のままでも最大限に性能を発揮していますが、見た目に関しては用意されているカラーリングや一部パーツのみとなりますので選択肢があまりありません。

そのため人気の車種の場合には、カラーリングにも人気がありますので、全く同じ車になってしまいがちなのです。移動するためのものとして考えれば見た目が同じであっても問題はありませんが、中には同じになりたくないと思われる方もいらっしゃるので、そんな方にはカスタムがおすすめです。

また、性能面に関しても、純正の状態が最もいいというのは間違いありません。しかし中には、ドリフトカーやサーキットカーとして特化した性能にしたいという人もいます。その場合にはカスタムによってチューンナップすることが可能となるのです。

また、車種によってはメーカー側がカスタムモデルを販売しているケースもあります。これはベースとなる車種のコンセプトの範囲内で一部パーツなどをカスタムしたものですので、あえてご自身でカスタムをしなくてもカスタムモデルで十分要望を満たすことができるのではないでしょうか。

内装のカスタム

内装のカスタムに関しては比較的簡単ですので、初心者の方がまず手をつけるにはもってこいといえるでしょう。基本的に既製のカスタムパーツを購入して装着、あるいは付け替えることで可能となりますので、アイテムをカー用品店などで選ぶことになります。

ハンドル

見た目と性能面を変えることができる代表的な内装カスタムが『ハンドルカバー』です。ハンドルは純正の場合ですと何も付いていない状態となりますが、ハンドルカバーを取り付けることによってグリップを強くすることが可能となります。また、カバーにはさまざまな種類がありますので、お好みに合わせて見た目もドレスアップされるのです。

ダッシュボード

ダッシュボードにはマットを敷くというカスタムが人気です。性能面では変わりがないものの、車外から見たときにも一瞬で変化が分かる部分となるため、見た目の変化という意味ではとても効果的となります。

ルームランプ

ドアを開けた際などに自動で点灯するルームランプもカスタムが可能です。純正では白熱灯のような色となりますが、蛍光灯のようにホワイトの強いものにしたり、ブルーやレッドなどの原色にしたりすることもできるのです。ただし、カラーによっては機能性が低くなってしまうこともあるので注意しましょう。

ルームミラー

純正のルームミラーは運転する上で問題のないサイズ感となっていますが、カスタムすることによってサイズアップしより見やすくしたり、バックモニターを表示させたりすることも可能となるのです。見た目というよりは性能向上の意味合いが強いパーツといえるでしょう。

その他

その他にも、エアコンの吹出口に設置するドリンクホルダーや、スマホホルダーなどの設置もカスタムの一種と言えます。数百円でできるカスタムですので、意外と行っている方も多いのではないでしょうか。

外装のカスタム

外装に関してはご自身で行うとなると少し知識や技術が求められます。ただし、専門店に依頼することで大掛かりなものであってもカスタム可能ですので、ご自身でのカスタムにあまり自信がない場合には依頼するといいのではないでしょうか。

フォグランプ

フォグランプというのはヘッドライトの補助をするためのランプのことです。霧や雨、雪の際に視認性を高めることを目的として使用することになりますが、純正のものからLEDタイプへとカスタムすることによって、消費電力を抑えつつ視認性を格段にアップさせることが可能です。

ドアミラー

近年では割と増えてきているウィンカー付きのドアミラーですが、純正が通常のドアミラーだった場合にカスタムすることでウィンカー機能をプラスすることが出来るのです。電動折り畳み機能に関しても損なわずにカスタムが可能というのも人気の理由ではないでしょうか。

ヘッドライト

純正がハロゲンタイプだった場合に、LEDにカスタムすることで視認性を向上させることができます。また、LEDの場合はハロゲンに比べてランプ寿命が圧倒的に向上しますので、パーツのコストを抑えるという意味でもおすすめです。

カスタムの注意点

自動車をカスタムする上で気をつけなければならないのが、『不正改造にしない』ということです。自動車のカスタムは何でもしていいというわけではありません。歩行者や環境に対して影響を与えてしまったり、交通規則に触れてしまったりするようなカスタムは、不正改造として処罰の対象となってしまうのです。

例えばタイヤが基準値よりはみ出してしまっていたり、マフラーを取り外したり切断したことでの排気ガスによる環境悪化、規則を外れた視認性になってしまうランプの色などが挙げられます。違法であると同時に事故の危険性も高めてしまいますので、不正にならない範囲内で楽しむようにしましょう。

まとめ

内装や外装をカスタムすることによって、同じ車種であっても世界に一つだけのオリジナルカーにすることができます。初めての方であっても簡単にできるカスタムも多いので、興味をお持ちでしたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「GARAGE ILL」では輸入車を中心にカスタムを行っておりますので、もしもうまくできなかったり壊してしまったりするかもしれないという不安があればお気軽にご相談ください。