愛車にはさまざまなカスタムパーツがありますが、貼るだけでおしゃれにできるという理由でステッカーを選ぶ方もいるでしょう。ステッカーは手軽に扱えるので、カスタム入門者向けのパーツです。ただし使用上の注意点もあるので気をつけましょう。
本記事ではステッカーを愛車に貼りたい方のために、ステッカーの選び方や貼り方、注意点などを解説します。これを読めばステッカーを正しく扱えるうえ、手軽なカスタムを楽しむための情報も学べます。
車に貼るステッカーデザインの選び方
車に貼るステッカーにはさまざまなデザインがあるので、ユーザー自身でサイズやタイプなどの理想を決めてから選ぶことが大切です。以下に主なステッカーのタイプを紹介します。
かわいい系には動物やキャラクターがおすすめ
車をかわいく仕立てたいなら動物やキャラクターものがおすすめです。軽自動車やコンパクトカーに貼れば、かわいらしさを演出できるでしょう。
動物系ステッカーには犬や猫、虎などをかわいく描いたデザインが多数あります。これらを貼ることで車自体から愛嬌を感じられます。
キャラクターものは特に有名どころを使えば、親近感を得られるでしょう。好みの動物やキャラクターのステッカーを使うことで、ドライバーや乗っている人が愛着を感じられます。
たくさん使いたい人にはデコパーツステッカー
デコパーツステッカーとは、1枚のシートに多数のステッカーを備えたセット商品です。1枚だけでなく複数で車をおしゃれに仕上げたい人におすすめです。
車内外のさまざまな場所に貼ることでユーザー好みの雰囲気を演出できます。デコパーツステッカーには一定のコンセプトがあるものが多く、貼る場所のバランスも考えながら車全体の一体感を出したいところです。
デコパーツステッカーは単品よりも1点あたりが安い価格設定が多く、コストパフォーマンスも期待できます。
識別しやすいように蛍光色もおすすめ
蛍光色のステッカーを選ぶことでおしゃれだけでなく実用性もアップできます。
たとえば外出時に大規模な駐車場やサービスエリアなどに車を停めると、探すのに時間がかかることもあるでしょう。そのようなときに、蛍光色のステッカーをボディや窓に貼れば目立つので見つけやすくなります。
蛍光色のステッカーは夜間の運転時にも役立ちます。視界が悪いなかでも自身やほかの車のドライバーが見やすくなるからです。
レーシーなステッカーでかっこよく仕上げられる
主に英字プリントのステッカーを使えば、車にレーシーな雰囲気を与えられます。スポーツカーやハイパフォーマンスなSUV・セダンなどに貼ることでレーサー気分を味わえるでしょう。
カスタムショップやパーツメーカーのロゴを貼ることで、ほかの車にはないかっこよさを与えられます。ボディなどの色との相性も考えながらステッカーを選ぶことで、車をファッショナブルに仕立てられるでしょう。
ステッカーの実用性にも注目しよう
車に貼るステッカーはデザインだけでなく実用性にも要注目です。運転時の安全を確保できるサイズと長持ちのしやすさなどがポイントです。
運転を邪魔しないサイズを選ぶ
車を窓に貼る場合はサイズに注意しましょう。特に窓に貼る場合は大きすぎると視界を必要以上にふさいでしまい、安全性を損なったり、景色を楽しむ機会を失ったりするかもしれません。
リアガラスに多数のステッカーを貼る人もいるようですが、この部分も駐車時の後方確認などに使います。こうした機会にも配慮して、ひとつの窓全体における4分の1の空白は守りましょう。
屋外耐久性に注目
車に貼るステッカーは時がすぎると自然にはがれることがあります。そのため屋外での耐久性にも注目しましょう。
車用のステッカーは一般よりも耐久性が高い傾向にあります。そのため屋外駐車を続けていても、すぐには剥がれにくくなっています。しかし商品により耐用期間には差があるので、商品情報に使える年数が示してあっても目安ととらえましょう。
ステッカーに貼れる・貼れない場所とは?
車用ステッカーは手軽に貼れるパーツですが、貼れる場所と貼れない場所があります。これを知らないとトラブルのおそれもあるので注意しましょう。
貼れる場所
ステッカーを貼れる場所は窓やボディ、インパネ、天井など、ステッカーを貼っても運転に支障が出にくい場所です。
特に窓は運転席・助手席以外の窓に貼ることで、安全を確保しつつおしゃれをアピールできます。ボディにステッカーを貼れば、レーシングカーやカスタムカーのような雰囲気を出せます。以上のように、自身の好みや車の魅力を引き出すには、貼る場所を選ぶことも大切です。
貼れない場所
フロントガラス、運転席および助手席の窓、ライトにはステッカーを貼れません。ナンバープレートやメーターなど文字情報がある場所にも貼るのは避けましょう。これらの場所は運転中の安全を損なううえ、見つかると車検に通らなくなることがあります。
マフラーやエンジン、ラジエーターにもステッカー貼りは避けましょう。車を動かす機械にステッカーを貼ることで本来のパフォーマンスを損なったり、火災の原因になったりするおそれがあるからです。ステッカーを貼る場所を選ぶには安全面の配慮も大切です。
剥がす前提がないステッカーに注意
ステッカーのなかには剥がす前提がない設計もあります。この場合は一度貼ったあとに剥がすことで、塗装も一緒に剥がれてしまうなどダメージが出る可能性もあります。
洗車時もステッカーを貼った車は通常の水洗いがおすすめです。洗車機などの機械を激しく動かす方法ではステッカーが剥がれてしまうおそれがあるからです。
ステッカーを剥がすことで貼りつけ跡が出て、見栄えを損なうのが気になる人もいるでしょう。車用のステッカーの使用には、貼ったあとも考えながらの慎重な判断が大切です。
まとめ
車用ステッカーには動物やキャラクターなどのかわいい系から、カスタムショップやパーツメーカーなどのロゴをあしらったかっこいい系など多種多様なデザインがあります。ユーザーの好みや車の魅力を引き出せるデザイン選びを心がけましょう。
車には安全面や車検不通過のおそれなどの理由から、貼ってはいけない場所があります。車を長く使い続けられるようにステッカーを貼る場所にも配慮しましょう。
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